市内の遺跡の発掘調査で発見された土器や石器などを展示しています。
展示ケース1基を使った「ミニミニミュージアム」。
いずれも見学は無料。リーフレットもお配りしています。
ぜひご観覧ください。
|市役所1階ロビー|<!–元気城下町ぷらっと|–>元気城下町プラザ(常設)|南部公民館(常設)|
『新庁舎発掘に伴う発掘調査』
- 場所:市役所1階ロビー
- 会期:展示中
大和郡山市役所の建て替えに伴い、平成30年10月から令和 元年8月にかけて、新庁舎建設予定地において発掘調査を行 いました。その結果、郡山城三の丸の遺構を確認することがで きました。三の丸は、江戸時代前期の絵図には侍町、中期以降 の絵図には五軒屋敷と記されており、本多家や柳澤家に仕えた 家老の屋敷や、評定所が建てられていたことがわかっています。 調査地は、現存する史料から、18世紀には表通りに面する西側 に屋敷が建てられたことがわかっています。今回調査を行った区域の一部では、史料では何もない 場所となっていましたが、調査の結果、貯水池や排水溝など生活に伴う施設がつくられていたことが わかりました。また、絵図にはない礎石建物も見つかり、発掘調査を通して、史料だけではわからな かった、三の丸の土地利用のあり方がわかりました。 今回、実際に発掘された遺物を展示し、パネルで紹介します。ぜひご覧いただき、「市役所の地下 に在ったもの」から、郡山城と城下町の在りし姿に想いを馳せていただければ幸いです。
『石垣解体新書』
- 場所:元気城下町プラザ(イオンモール大和郡山店2階)
- 会期:展示中
平成25年から始まった郡山城天守台展望施設整備事業。事業に関する調査では幻とも言われた天守の遺構を確認するなど、非常に大きな成果が得られました。平成27年秋、事業は最大の山場である石垣の解体へ。作業は順調に進み、平成28年1月に積み直しが完了しました。解体に伴い、これまで石垣表面の観察からだけではわからなかった石垣づくりの実態が次々と明らかになりました。中には現代の常識では理解が難しい技術も多くみられ、郡山城の石垣が先人の知恵と工夫が凝縮された構造物であることを改めて確認することができました。一部が孕み出していたものの、400年以上壊れなかった石垣内部の姿。今回は解体して初めてわかった城づくりの実態について、パネルを使って紹介します。ぜひご覧いただき、現在まで残る石垣を築いた古の技術をご覧ください。
『平城京十条』
- 場所:元気城下町プラザ(イオンモール大和郡山2階)
- 会期:常設
(元気城下町プラザについては、こちらをご覧ください)
新たに見つかった平城京十条。発掘調査で見つかった奈良時代の土器を展示しています。
『筒井の歴史』
- 場所:南部公民館郷土資料室
- 会期:常設
筒井城の発掘調査でみつかった、土器や陶磁器、鉄砲玉などを中心に展示しています。筒井町出身で、長く県知事を務められた奥田良三氏関係の資料も展示しています。
見学については、公民館事務所に申し出てください。
- 都市計画課 文化財保存活用係
〒639-1198 大和郡山市北郡山町248-4
電話 0743-53-1689 ・FAX 0743-53-1049
- 元気城下町プラザ
大和郡山市下三橋町741-221(イオンモール大和郡山2階)
電話 0743-85-5522 - 南部公民館
大和郡山市筒井町600-4
電話 0743-59-1316
Source: 奈良県警